新潟県佐渡島

佐渡にトキの羽ばたく森を。 トキの野生復帰を応援するエコアクション。

2003年、日本の野生のトキは絶滅しました。
日本のシンボルでもあるときの野生復帰を目指して、佐渡東部にトキの羽ばたく森をつくるプロジェクトがスタート。
あなたの贈る1本の樹、あなたが受け取った1本の樹がトキの命をつなげます。

「小さなニッポン」佐渡島の自然を守る
佐渡の林野面積は、約63,000ヘクタールで佐渡島総面積の約73%を占めています。多種多様な植物が分布しており、スギ・アカマツ・アテビ等の天然林や、カヤ・ヤブツバキ・アカガシ等の大木も残っており、寒地・暖地両系の植物が多く、植物学上でも「日本の縮図」とまでいわれる自然の豊かな地域です。

しかし、トキの営巣に適当とされる、横枝の大きく張ったマツは、近年マツクイムシの被害を受けて大きく減少しています。


トキってどんな鳥?
トキは日本のシンボルのような鳥という意味で学名はNipponiaNippon(ニッポニアニッポン)とつけられています。過去にはロシア、朝鮮半島、中国に生息していました。日本国内でも江戸時代頃まで函館から沖縄までほぼ全国に生息していたといわれています。その後、乱獲と生息環境の悪化により東南アジア一帯で減少が進み、現在では中国を除き絶滅してしまいました。

環境省では、1999年にトキ野生復帰環境再生ビジョンで、トキの野生復帰の目標を取りまとめ、 "およそ10年後(2015年頃)に小佐渡東部に60羽のトキを定着させる"と掲げています。


トキの森を育もう
「Present Tree for Toki」。それは、トキが将来的に飛来するであろう佐渡島内のエリアにトキの営巣木となる樹を植えること。自然を愛するあなたにかわり、将来のトキの寝床や営巣の為の森づくりを目的とした"贈り物に樹を植える"というプロジェクトです。
※「Present Tree for for Toki」は、日本郵便の平成20年度カーボンオフセット年賀寄付金「地球温暖化防止活動助成」を受けて植林や植林体験ツアーを実施いたします。

プロジェクト概要

目的:
トキの野生復帰支援
協定期間:
2008年10月7日~ 2017年3月31日
所在地:
新潟県佐渡市新穂瓜生屋1453、新穂正明寺1225-2、片野尾字柳川内1943-1、1947
管理者:
瓜生屋生産森林組合 ・佐渡市片野尾区
地積:
1.75ha
樹種:
ヤマザクラ、ニイガタセンネンマツ、アテビ
  • 日本のシンボル トキ
  • 植栽地の様子
  • トキの幼鳥
  • 佐渡にトキの羽ばたく森を。
  • 植樹の様子
  • 植栽地のヤマザクラ
受付終了
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