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「Present Tree in 雨竜」植栽地視察に行ってきました!

 こんにちは、プレゼントツリー事務局です

10月4-5日と1泊2日で、「Present Tree in 雨竜」のある北海道幌加内(ほろかない)町の北海道大学雨龍研究林と周辺地域の視察に行ってきました。

植栽地の視察は5日の午後。駆け足(と言っても車で)で回ったので一部年度の植栽分は割愛しておりますが、今年植えたものから新しい順に、苗木の生長の様子をご紹介します。PT雨竜で最初の植栽が実施されたのは2006年、最古参はどれくらい生長しているでしょうか、ドキドキ。

■ 本年度(2017年)植栽エリア。すでに作業は終了しておりましたが、実際に私たちが植えられるよう、2列分残しておいてくださいました。苗木の丈は約40cm。でも、これで6年生!苗木は、名寄市内の北海道大学林木育種試験地(苗畑)で種から大切に6年間育てられ、その後こちらに植えられるのです。

 

■ 2017年度エリアに隣接する2016年度植栽エリア。1年で生長したのは、北大の吉田先生が指で示しているたったの5~6cm余り(下画像左)。極寒の土地での生長の速度は本当にゆっくりです。元々は、理事長/鈴木の背丈の2倍近くはありそうな「チシマザサ」の笹地(下画像右)でした。重機で「掻き起こし」したスペースに苗木を植えていきます。

自然の攪乱等で笹地になってしまったこのようなエリアは、自然の力だけではなかなか森へと遷移することができません。荒地に真っ先に入ってきて、地下茎で生長する生命力の強い笹が土地を覆ってしまうと、その他の植物の入ってくる余地がないのです。そのためPresent Treeでは、ある程度育った(6年)自生種のアカエゾマツの苗木を植え、丁寧に下刈りを行い、森に還ることを助けているのです。

  

こちらのエリアからは、眼下に名寄市街が一望できます。素晴らしい景観でした。

■ 2013年度植栽エリアは、株式会社JCB北海道支社の社員様に植樹体験をしていただいた箇所です。一番ののっぽさんは、すでに150cm程に生長していました。

 

  

■ 2012年度植栽エリア。背丈は2013年度に植栽したものとトントンといったところ。苗木の個体によっても、植える場所の土壌や日当たりといった外的要因によっても、生長具合は影響されるようです。

 

■ 2010年度植栽エリア。2010年度分は2か所に分けて植栽しており、こちらは2012-11年度植栽エリアに隣接している箇所です。7年目ともなると、樹高だけでなく樹径も立派になっています。全体的に、高さは2.5mくらいあります。

  

■ 2007年度植栽エリア。笹の背丈に負けてしまうので、苗木を植えてから7年間は下刈り作業が必要です。こちらは十分に笹より高くなっており、下刈りの必要はありません。大きいもので4mは超えているでしょうか。(因みにこちらのエリアに生えてる笹は「クマイザサ」で前述の「チシマザサ」ほどの背丈はありません。)

 

■ 2006年植栽エリア。「Present Tree in 雨竜」スタート年に植えたエリアです。こちらはJT様が「ひろえば街が好きになる運動」を通じてご支援いただいた箇所です。同じ樹を、今回と2012年に理事長/鈴木と撮影したものとで比較してみました。5年前にはまだ120~30cmくらいだった樹が、今では5m近くに生長しています。植えてから5~6年の生長は緩やかですが、7年目位以降は、いっきに伸びていくように感じました。

 

今回久しぶりに間近に樹々たちの生長の様子を見ることができ、大変嬉しく感じました。里親の皆さまにも、きっと喜んでいただけると思います。

Present Treeでは、人の手で植えたアカエゾマツとともに、実生で育ったミズナラ等広葉樹との、この土地ならではの針広葉混交林を育成することを目指しています。少しずつですが、その様子が見て取れます。

ご多用の折にも関わらず、長時間にわたりお付き合いいただいた北海道大学の吉田先生に、この場をお借りして厚く御礼申しあげます。引き続き、吉田先生はじめ雨龍研究林職員の皆さま方には、苗木たちの保育管理をよろしくお願いしたく存じます。

★この度の出張レポートには、続編があります。お楽しみにv(^^)v

PT北海道雨竜 — present-tree @ 2017/10/10 09:30

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