「Present Tree for さんむ日向の森」にて「ちばの里山スクール」を開催しました

11月21日(土)冬晴れの中、 千葉県山武市にあるプレゼントツリーのフィールドを使って千葉県主催の里山体験イベントを開催しました。

台風15号で倒れてしまった看板は、山武フォーレストの手により見事に修復されました!

来年6月で10年を迎える「Present Tree for さんむ日向の森」の木々は、どれも大きく生長しました!

入口付近にあるヤマザクラは8メートルはありそうです。

今回のイベントは、コロナ対策のため参加人数は20名に限定し、野外で行いました。

講義前に、プレゼントツリーの森を案内し 植えられた樹や、当時の様子などをお話ししながら回りました

植栽地図を片手に、森案内です
左側はプレゼントツリーのサンブスギです
それにしても良い天気で、散策も心地よかったです♪

  

また、なんと嬉しいことに、プレゼントツリー in さんむ当初の植樹イベントに参加いただいた里親様が、今回里山スクールにも参加くださり、当時の『植樹証明書』をお持ちいただいたとのこと。

鈴木をはじめ、事務局一同、感激です!

植樹証明書を大事そうに見せてくださいました
長い間保管くださり、感謝です

こうした森から生まれた人と人とのつながりは、とてもうれしく感じます。

 

森の案内のあとは、鈴木による講義でした。

青空の下での勉強は、頭にスイスイ入りそうですね。

山武市 でのプレゼントツリーの森づくりについて講義(弊団体理事長・鈴木敦子)

「Present Tree for さんむ日向の森」のグランドデザインを手掛けてくれた、千葉県農林総合研究センター森林研究所の福島成樹氏のレクチャーを通して、10年経過した木々をさらに大きく立派な木へと生長させ、四季を感じられる魅力的な森にしていくには、どうすればいいのか、考えさせられました。森づくりは、まだ、まだ終わりません。

これからも森づくりについて講義(千葉県農林総合研究センター森林研究所・福島成樹氏)

  

講義の後は、地元、千葉県里山センターのご協力の下、参加者全員で杉の枝打ち作業をしました。

弊所事務局長も、ガッツリ伐っていましたよ☆
真っ暗だった杉林が少し明るくなりました。

枝打ちを終えた後は、伐採作業です。通常はチェーンソーを使いますが、今回は枝打ちノコギリを使い手作業で伐採します!

まずは伐採する方向に30度~45度で切り口をつくります
この切口を受口といいます
決められた方向に安全に木を倒すために、ロープを取り付けます
受口の反対側から切込みを入れます
この切り口を追口といいます
少しずつ少しずつ、樹が傾いていきます
(本来であれば他の樹を経由し、ロープを引っ張ります)
樹が倒れました!その迫力に、思わず息をのみました
枝打ちをして、丸太にします
使用目的に合わせ、切断していきます

普段なかなか体験できない森の作業に、参加された方たちも和気あいあいと楽しんでしました。天気も良く、いい汗をかきました♪

 

里山スクール最後のプログラムでは、サンブスギの端材を使用し、鳥のオブジェを制作!予定でしたが、、参加者みなさま、間伐作業に夢中になり、時間が無くなってしまいましたので、端材はお持ち帰り、鳥の作成は各自の宿題となりました。

ご自宅で楽しく、ご自身で・ご家族とわいわい作成いただけたらなと思います♪

 

里山スクールにご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

やはり、森での作業は楽しいですし、空気はおいしいですし、鳥のさえずりや風の音、樹々のにおいなど、いるだけで心地よく、改めて森の良さを感じました。

コロナの状況を見ながら、少しずつ、森でのイベントを開催していきたいと考えております。

また皆様に森で会えることを楽しみに、プレゼントツリーも元気に頑張っていきます。

Present Tree 事務局

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-12 神田小川町ビル8階
Tel 03-5283-8143 / Fax 03-3296-8656

page top