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「Present Tree in 愛別」植栽地視察に行ってきました!

 こんにちは、プレゼントツリー事務局です

秋を通り越していきなり冬のような気温になったり、季節はずれの台風が上陸したり、不安定な気候が続いていますが、しっかりと体調管理をしたいですね。

さて、10月18-19日と「Present Tree in 愛別」植栽地のある北海道上川郡愛別町に行ってきました。

朝8時半過ぎ、旭川空港に近づくと、飛行機の窓からの景色は一面の雪!旭川では前日17日に「初雪」を観測したとのことで、なんというタイミング!植栽地、視察できるかな(@_@;)

不安を胸に、空港から車を約50分走らせ愛別町町役場で地元協働先の皆さまと合流、そして愛別ダム近くの植栽地へ移動。時折陽も射してきたので、徐々に気温は上昇。植栽地に着くと、幸運なことに地面に雪は積もっていませんでした。同日朝、愛別森林組合の方が事前にパトロールをしてくださったのですが、その時の様子は下の画像の通り。

 

こちらでの最初の植栽は2009年。植えてから8年が経過しましたが、個体によって生長具合は様々です。植えた樹種は、シラカバ、ミズナラ、タモなど地元植生の落葉広葉樹。

同じ樹種でも、また同じエリア内でも、十人十色(十木十色?)で背丈も違えば樹形も違います。この辺りは雪の影響で生長の途中で幹が折れてしまったり、雪の重みで幹が曲がったまま生長を続けたりと、苗木たちには過酷な環境です。そして、北海道で増えているエゾシカの食害。春には若芽を、冬には樹皮を剥がして食べます。それでも、広葉樹は生命力が強く、主幹が折れてしまっても「ひこばえ」で生長しますし、曲がった状態でも枯れずに生長を続けるケースが多いのです。

   

町役場と愛別町森林組合の皆さまには、苗木を植栽して以降、丁寧に下刈り作業を実施いただき、また1本1本地道に枯損の確認やプレートの確認を行っていただいております。これまでに、補植とプレート再設置の作業も行いました。(画像下2段目右:愛別町森林組合様とこちらでの事業の立役者・Project-T様)

 

 

2か所ある植栽地の植栽木とプレートの調査を終えると(現地協働先様の事前の丁寧なお仕事のおかげで、大変スムーズに進められました)、愛別町をくまなく散策して、Present Treeの支援者の皆さまにも愛別町の魅力をたっぷりお伝えしたい、という熱い想いが沸き上がり早速調査開始!

まずは、植栽地からすぐの「愛別ダム」。水面に移る紅葉黄葉が美しいですね。紅葉のピークは1週間前だったそうでうですが、視察時もまだシラカバの白い幹とのコントラストがとても美しかったです。

「愛、いっぱいのきのこの里」がキャッチフレーズの愛別町では、ダム近くの「きのこの里」広場で毎年9月に「きのこの里フェスティバル」を開催。約5千人が訪れ、4千人分のきのこ汁を作る「ジャンボきのこ鍋」が大人気です。

さて、北海道の山といえば「大雪山」を思い浮かべる方も多いのでは(ただし、大雪山という山はありません)。今年9月30日には、大雪山系旭岳で初冠雪を記録したのですが、愛別町から車で50分くらいで行ける景勝地「層雲峡」の黒岳では、その2日前の28日が初冠雪でした。

実は愛別町のあちこちから「大雪山」の壮大な姿を眺めることができるのです。到着した初日は空が霞んでいてまったく気が付かなかったのですが、翌日は絶好の青空だったので、町のあちこちから雪を冠した大雪山の姿を楽しむことができました。(下画像 上:きのこの里パークゴルフ場より、下:石狩川にかかる「愛別橋」より)

層雲峡は、石狩川の浸蝕により露出した「柱状節理」の巨岩奇石がせせり立つ圧倒的で特異な景観をもつ景勝地ですが(ちょっとブラタモリ的なアプローチ(笑))、そのミニ版ともいえる景色を愛別町で見ることができます。それが標高525mの「石垣山」で、十勝アイヌと石狩アイヌの古戦場といわれています。最近はロッククライミングで人気のフィールドだそうです。

壮大で美しい自然に恵まれた愛別町。野生の動物に遭うこともしばしば。早朝、宿泊先の「協和温泉」の部屋の窓から外を眺めるとオスのエゾシカと目が合い、慌ててカメラを向けると一瞬で森の中に入っていってしまいました。下画像はお得意の(?)合成写真です。早朝散歩中には、キタキツネも発見しました。

きのこの里・愛別町で、希少なキノコ「エゾユキノシタ」をお土産に買いました。画像下左がそれなのですが、えのき茸の原種に近く、一般的なえのき茸と比べて、傘は卵色、茎は茶色でコリコリとした歯ごたえ、風味が良く香る自慢のキノコです。天然のユキノシタは山の雪が降る頃に見られるようですが、自然に群生していても山では1本・1本生えているため収穫するのがとても大変だそうです。栽培は愛別町でしか行われていないとか!帰宅後、美味しくいただきましたv(^^)v

 

愛別町ではカラマツも徐々に黄葉し、本格的な冬の到来も間近です。お忙しい中、視察にご同行いただきました愛別町役場・愛別町森林組合・Project-Tの皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申しあげます。

苗木の里親の皆さまも、機会がありましたら是非愛別町を訪ねてみてくださいね。

PT北海道愛別 — admin @ 2017/10/23 11:09

「Present Tree in 愛別」視察に行ってきました!

こんにちは プレゼントツリー事務局です。 

急に寒くなりましたが、皆様お風邪などひいていないですか?体調管理には、十分気をつけましょうね。

北海道に大寒波が押し寄せた11月8日(金)、「Present Tree in 愛別」に視察に行ってきました!道内各地に様々な警報が出ているなか、車での移動に不安を抱いたまま札幌を出発。途中暴風や雨に見舞われましたが、愛別町に到着した時は雨はすっかり止んでいました。本当にラッキー!

土壌の違いや樹種によって、同じ時期に植えた苗木でも生長具合には差があります。2009年に植樹したものでは、3mくらいまで生長したシラカバもあれば、まだ腰丈くらいのものもありました。

全国で問題になっているシカの増加と食害ですが、ここ愛別町でも確認される個体数は年々増加傾向にあるようです。

植栽地の視察を終えて町役場に移動する途中、田圃でエゾジカの親子を目撃しました。森林が荒れていることも、シカが人里まで降りてくる理由のひとつ。愛らしい姿のシカも、人間にとっては害獣となることもあります。近視眼的な対策では解決できませんが、森林再生活動をする私たちにもできることはあると思っています。

PT北海道愛別 — ptblog @ 2013/11/13 10:19