口蹄疫復興祈念の森 宮崎県川南町

心を癒し、まちの復興を祈る森づくり。

「口蹄疫」発生で、畜産業に莫大な被害をうけた宮崎県川南町。
その出来事を歴史に刻み、人々の傷ついた心を癒し、未来への希望につながる森づくりです。

畜産を中心に農業が盛んな開拓者のまち
宮崎県のほぼ中央に位置し、日向灘に面する川南町は、海から山まで多彩な自然環境をもつ山海の珍味豊富なまちです。全国各地から農業を志す人々が集まり開拓されたこの町は、地元では「川南合衆国」と呼ばれています。広大な台地を利用して、畜産を中心に大規模な農業が行われており、全国でも有数の農業生産量を誇っています。


まちの復興を祈る森づくり
2010年4月、畜産王国・川南町に家畜伝染病「口蹄疫」が発生しました。それから80日間、口蹄疫との死闘の末、川南町では飼育されていた16万7千頭あまりの牛、豚、山羊、イノシシすべてを殺処分し埋却しなくてはなりませんでした。この間、農家をはじめ作業に従事したすべての人々が、心に大きな傷を受けました。

樹の成長に重ね後世にこの出来事を伝承し、二度とこのような惨事を繰り返さないために。「Present Tree for 川南町 口蹄疫復興祈念の森」では、悠久の歴史を刻むことができる樹を植え、疲弊した川南町の人々の心と、処分された家畜の鎮魂、安全な畜産地への再興を祈念し、未来への希望につながる森をつくります。

プロジェクト概要

目的:
まちの復興祈念
協定期間:
2011年9月21日~ 2021年9月20日
所在地:
宮崎県児湯郡川南町大字川南25516-7
管理者:
児湯地域森林組合
地積:
1.30ha
樹種:
ヤマザクラ、イロハカエデ、 イチイガシ、タブノキ、クスノキ
  • 畜産が盛んな川南町
  • 植栽地の様子(植栽前)
  • 植栽地の様子(植栽後)
  • 植樹の様子(1)
  • 植樹の様子(2)
受付終了
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