湘南国際村めぐりの森 神奈川県横須賀市

22世紀へ引き継ぐ都市近郊森をつくる

世代を超えた人々の笑顔と豊かな自然が広がる未来のため。
いのち、文化、遺伝子を守る都市近郊の「いのちの森づくり」をめざして。

景観を誇る三浦半島丘陵の「めぐりの森」
「めぐりの森」は、都心からほど近い神奈川県湘南国際村のなかにあります。湘南国際村は、広大な敷地の眼下に相模湾が広がり、霊峰富士や伊豆大島を一望する三浦半島中央部の丘陵地に位置し、首都圏第一級の景観を誇ります。「めぐりの森」は、緑の再生と保全を行い、居住者や来村者の交流の場であるとともに、自然環境を生かした活用を図る場として位置づけられています。

22世紀へ引き継ぐ都市近郊の森づくり
私たちは、「いのちの森づくり」を提唱している横浜国立大学名誉教授・宮脇昭氏に強く賛同し、湘南国際村めぐりの森にPresent Treeのしくみを導入して森づくりを行うことにしました。「めぐりの森」は、自然と人、人と人が出会い、森づくりにつながるさまざまな活動を、市民・企業・行政が協働で行っている場所です。そこでは、22世紀へと引き継いでいける都市近郊の森づくりを目指しています。いのちと遺伝子を支える清浄な空気と水資源を守り、大地震や大火の際には防災・避難場所となり、そして人々にやすらぎを与える森をどのように増やしていくか、皆さんと一緒に考え、取り組んで行きたいと思います。

あなたの植えた一本の樹が、世代を超えた人々の笑顔と豊かな自然が広がる未来の森づくりへとつながります。

宮脇方式による植樹とは
【特色1】土地本来+多様性
○土地本来の木(潜在自然植生)を中心に樹種を選定します。
○根群の充満したポット苗で多様な樹種を混植・密植します。

【特色2】早期成長・安定- 地球温暖化防止・災害防止に貢献
○15~20年の短期間で豊かな森を形成します。
○二酸化炭素固定量が大きいと言われています。(27t固定:年間/1haあたり)
○土壌崩落抑制などの防災機能があります。(土地本来の木は、深根性・直根性で地中にしっかりと根を張り、山崩れを防止)

【特色3】持続可能な森づくり
○多様な樹種を混ぜることで、病害虫や風水害に強くなり、又、多様な生物が息づきます。
○その土地本来の自然生態系を再生させるため、その後の管理が殆ど不要です。

■宮脇昭氏プロフィール
横浜国立大学名誉教授
企業、学校、団体等と提携し、市民も参加しての緑化運動として、これまでに世界各国で1,700箇所以上、計4千万本にのぼる植樹指導をされてきました。

湘南国際村めぐりの森に植樹する樹種
三浦半島での潜在自然植生の主役、一年を通して防災・環境保全機能を果たすシイ、タブ、カシ類などの常緑広葉樹を中心に、落葉広葉樹なども混ぜた22種の樹を植えます。

プロジェクト概要

目的:
都市近郊の森づくり
協定期間:
2011年9月17日~ 2021年9月16日
所在地:
神奈川県横須賀市湘南国際村3丁目1-1
管理者:
めぐりの森づくり推進協議会
地積:
0.10ha
樹種:
シイ、タブ、カシ類などを中心に広葉樹22種
  • 湘南国際村から富士山を望む
  • 植栽地の様子(植栽前)
  • 植樹の様子(1)
  • 植樹の様子(2)
  • イベントの様子
  • 植えられた樹種
受付終了
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