山梨県笛吹市御坂町

桃源郷の山麓に野鳥のさえずる里山をつくる。

日本一の桃の郷、山梨県笛吹市。
変化に富んだ地形が、豊かな自然景観を生み出しています。
市の6割を占める森林ですが、山麓部のアカマツ林では、近年マツクイムシ被害による荒廃が進んでいます。
この地に里山を構成する広葉樹を植え、多くの生き物が棲み、野鳥のさえずる森をつくります。

地域資源豊かな日本一の桃の郷
山梨県笛吹市は、甲府盆地の東寄りに位置します。地勢的には、市の名の由来となる笛吹川に沿って広がる平坦地を中心に、北側は秩父山地、南側は御坂山地に囲まれた盆地地形となっています。平地部と山麓部には、市街地や集落地が形成され、それを取り囲むように果樹地帯が山麓まで広がっています。 このように、山と森、笛吹川や縦横に流れる小さな河川の水辺、優れた眺望と、特に植栽地のある御坂町では「日本一の桃の郷」を誇る桃源郷の美しい景観など、豊かな地域資源に恵まれています。

すすむ森林の荒廃
笛吹市は、その面積の約6割が森林で占められています。山地から丘陵地に移行する地域では、農用林として利用されてきたクヌギ・コナラ群落やアカマツ・スギ・ヒノキの人工林が分布しています。 しかし近年、マツクイムシ被害や人出不足等が要因で手入れが行き届かないことによるアカマツ人工林の荒廃が進んでいます。こうした森林が放置されると、さらなるマツクイムシ被害の拡大や多様な生き物の生息環境の悪化につながります。

野鳥のさえずる里山づくり
「Present Tree in 笛吹みさか」では、マツクイムシ被害にあったアカマツ人工林の被害木を伐採し樹種転換をして、地元植生の落葉広葉樹の里山づくりをします。人びとの生活地(平坦地)と山地の中間に位置する植栽地が、笛吹市の鳥に指定されている日本三鳴鳥(さんめいちょう)である「オオルリ」の透き通ったさえずりをはじめ、多くの野鳥のさえずりが響きわたる生物多様性豊かな森になることを目指します。

プロジェクト概要

目的:
生物多様性豊かな里山づくり
協定期間:
2016年11月28日~ 2027年3月31日
所在地:
山梨県笛吹市御坂町尾山字宮の上1337ほか
管理者:
中央森林組合
地積:
4.17ha
樹種:
ヤマザクラ、クリ、コブシ、 コナラ
  • 桃畑から南アルプスを望む
  • マツクイムシ被害のアカマツ
  • 植樹前の様子
  • 笛吹市の鳥 オオルリ
  • 植樹の様子
  • 企業様植樹イベントの様子
page top