Sansan株式会社植樹イベント in みやぎ大崎を開催しました!

こんにちは、プレゼントツリー事務局です。

寒暖差が激しい今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?ゴールデンウィーク直前、体調を崩さないように、頑張りましょう!

4/20(土)~4/21(日)みやぎ大崎にてSansan株式会社の植樹イベントを開催いたしました。今回は、参加者12名で70本の広葉樹の苗木を植えました。

Sansan株式会社の社会貢献活動「Scan for Trees」では、データ化した名刺枚数に応じて植樹するプロジェクトです。
名刺は紙でできており、紙の原料は木です。Scan for Treesでは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」でデータ化した名刺総数が、1本の木から作られる名刺枚数に達するごとに1本の樹を植える、サービスの原点である名刺を通じた取り組みを行っています。

現在までに1860本の木をみやぎ大崎に植樹しております。

さて、本題に戻りましょう。植樹ツアー一日目は、弊社理事 鈴木よりみやぎ大崎でのプレゼントツリーの意義のご説明から始まります。山間部の鳴子温泉郷に位置する江合川の水源近くに広葉樹を植栽し、森をつくり、平野部の田尻地区の米どころを潤す水を育む。上流の森を育てることで、下流の米作りと多様な生物の共存を支えるお手伝いをプレゼントツリーはしています。

ご説明の後は、そろそろお 腹が減ってきたころですね。お昼といたしましょう。

岩出山地域にある四季の里「凛菜(りんさい)・上(うえ)の家」は、地元のおばあさん方が「おかえんなさーい」と迎えてくれる、広々とした座敷でゆったりと手づくりのお膳料理を楽しめる、四季の里です。旧千葉家は、江戸時代には、肝煎に次ぐ有力農家で、後方の一段高い所に建っていたので「上の家」と呼ばれていました。住宅は明治21年に建てられましたが、明治43年の水害で裏山が土砂崩れを起こしたため、現在地に移転しました。


凛菜(りんさい)・上之家 で昼食
お食事は素朴な山の恵み、お野菜中心のお献立

メニューは地元の食材をふんだんに使った和食膳です。地元NPO「やろっこはちまき」片倉美智子さんよりご紹介いただきました。十穀ごはん、なめこ汁、凍み大根の煮物、わかめの酢の物、椎茸の炭火焼き、山菜の天ぷら、自家卵の厚焼き玉子、お漬物にデザートは草団子でした。

皆さーん、お腹いっぱいになりましたか?身体に優しいヘルシーメニューですね。

食後は大崎市産業経済部 世界農業遺産 課長補佐 高橋直樹さんと大崎市産業経済部 世界農業遺産推進監 武元将忠さんより、世界農業遺産とプレゼントツリーの森との関係についてご説明頂きます。

大崎地域には、冷害や洪水など厳しい農業条件の中で育まれた豊かな農業遺産があります。

内川は、世界農業遺産の大崎耕土約3,300ヘクタールに用水を供給する農業用の水路です。
この水路は伊達政宗公によって、今から約400年前に岩出山城が造られたと同時に掘られた人工の河川です

城山公園から望む内川の水路

プレゼントツリーはこの内川へ注ぎ込む栄養分たっぷりの水を植樹によって育んでるんですね。

お散歩の後は子供たちお待ちかねの「鳴子こけし絵付け体験」が待っています。皆さん上手に絵付けできたかな?

【伝統工芸品・鳴子こけし】
江戸末期文化文政(1800年)代前半頃、温泉みやげとして作られた鳴子こけしは、工人が今も昔ながらの技法で一つ一つ手づくりで作っています。様々な場所でこけしを発見するのも、温泉街めぐりの楽しみのひとつです。

ユニークな自分だけのこけしが完成!
勢揃いで可愛いですね~

本日はここまで。皆さんホテルでゆっくり鳴子温泉の泉質を楽しんでくださいね。

リゾートパークホテルオニコウベにて

二日目の朝は歩いて植栽地へ。ホテルから徒歩10分です。

「Present Tree in みやぎ大崎」の新植栽地は、牧草を供給していた採草地跡の一画にあります。原発事故以降、畜産から撤退する農家もあり、牧草の需要が減少したことから当地での採草は行われなくなりました。
そのような中、大崎市からの「もともと広葉樹林であったこの地を、自然の森に戻したい」の要望を受け、あらたにPresent Treeの植栽地とする運びとなりました。鳴子温泉の伝統工芸「鳴子こけし」の材料になるミズキをはじめ、地元植生の森づくりをします。森が育んだ豊かな水は荒雄川・江合川を伝って下流域の田んぼ、大崎耕土(世界農業遺産 )を潤し、そこに棲む様々な生き物に恵みを与え、自然の営みとひとの営みを共存させることができます。

鳴子林業研究会 会長大場雅之さん及び大崎森林組合 業務課長 平野克彦さんより植栽活動への謝辞を頂き、植樹体験がスタート。
大崎森林組合技師の佐藤勇也さん に植樹方法を教わりながら、皆さん重いくわを振り下ろし、植樹ポイントに穴を開け、森となってゆくことを願いつつ、 樹を植えていきます。

くわが重そうです!頑張って~!
こちらは親子2人3脚で奮闘中!
気持ちよさそうですね~
壮大な景色をバックに記念撮影
二日目の昼食は古民家を改築した里山カフェさとのわ

Sansan株式会社の皆様、この度は大変お疲れさまでした!次回の植樹イベントは秋に行われる予定です。

Present Tree 事務局

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-12 神田小川町ビル8階
Tel 03-5283-8143 / Fax 03-3296-8656

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